
「高嶺ルビーはちみつ」は、赤そば「高嶺ルビー」の花から、今や希少となってしまっ
た「日本みつばち」で採取したはちみつです。国産ハチミツの中でも最高級と言われ
る「日本みつばち」のハチミツは、フルーティーで繊細なさらっとした甘さが特徴です
また「高嶺ルビー」の花には赤色の色素(ポリフェノール)が多く含まれていますので
その花から採ったハチミツである「高嶺ルビーはちみつ」にも、多くのポリフェノールが
含まれています。

商品仕様
製品名: | 高嶺ルビー はちみつ |
---|---|
型番: | TKR1002 |
メーカー: | タカノ株式会社 |
●名称:はちみつ
●内容量:350g
●原材料名:国産そばはちみつ(長野県上伊那産)
●賞味期限:商品ラベルに記載
●保存方法:直射日光を避け常温にて保存してください。
●販売元:タカノ株式会社FP
【注意】
●このハチミツは生きています。発酵が進むと酸味が強くなります。
●そば蜂蜜はそばの花から採取したハチミツですので、そばにアレルギーのある方はお控え下さい。
● はちみつは満1歳未満の乳児には食べさせないでください。
●原料が天然のため、花粉、黒っぽい巣の殻、結晶などが入っていたり、保存状態によって分離することが
ありますが、品質には問題ありません。
●純粋なはちみつのため、季節・気温により白く固まることがございますが、品質に問題はございません。
「高嶺ルビー」とは
長年にわたり、長野県を中心に、景観作物として愛用されてきた「高嶺ルビー」は、タ
カノ株式会社と信州大学名誉教授の氏原 暉男(うじはらあきお)氏が共同で開発した
珍しい赤花のソバの品種です。(品種登録 第3347号)地域によって栽培されている
ソバの品種は異なりますが、日本で栽培されているほとんどのソバが白い花を咲か
せます。「高嶺ルビー」のように、赤い花を咲かせるソバは、日本では非常に珍しいと
いえます。また、この「高嶺ルビー」のルーツは、標高約4000mのヒマラヤの麓に咲
いていた、名も無き“赤い花のソバ”です。富士山の頂上よりも標高の高いこの地域
では、太陽から強烈な紫外線が降り注ぎ、また、昼夜の寒暖の差も激しいため、ほと
んどの作物はうまく育ちません。このような厳しい自然環境から身を守るために、「高
嶺ルビー」のルーツとなった“赤い花のソバ”は、その花にアントシアニンという赤色の
ポリフェノールを蓄え身体を守っていました。その流れをくむ「高嶺ルビー」の花にも、
赤色のポリフェノールが多く含まれており、このポリフェノールこそが「高嶺ルビー」の
花が赤い理由なのです。(アントシアニンはポリフェノールの一種です。)
「日本みつばち」と「西洋みつばち」の違い
「日本みつばち」は、古来より日本に生息しているほとんど野生の蜜蜂です。何千年
もの間“家畜”として人間に飼われてきた「西洋みつばち」とは異なり、「日本みつば
ち」は人に飼われる事を嫌います。見た目は、「西洋みつばち」が全体的に黄色く大
きめなのに対し、「日本みつばち」は全体的に黒くて少し小さめです。気質は非常に
穏やかですが、巣箱が少しでも気に入らなければ群れで逃亡してしまう気難しい面も
持っています。また「西洋みつばち」は、蜜の質など選り好みをせず、どんな蜜でも手
当たり次第にたくさん集めてきます。そのため、1年に4~5回は蜜を搾ることができる
非常に効率のよい蜜蜂です。また、特定の花から集中的に蜜を集める習性を持って
いますので、「アカシアはちみつ」などのように、「~はちみつ」と表示されているもの
のほとんどは、「西洋みつばち」のはちみつであると言えます。一方の「日本みつば
ち」は、花から分泌されたばかりの質の良い蜜しか集めないため、わずかな量ずつし
か蜜が貯まりません。そのため、「日本みつばち」のはちみつは、1~2年に1回しか
搾れず、その希少性から"幻のはちみつ"とも呼ばれています。また、特定の花では
なく、色々な花から蜜を集める習性を持っていますので、「日本みつばち」のはちみ
つは一般的に"百花蜜"といわれています。
そんな習性の「日本みつばち」が「高嶺ルビー」の花から集中的に蜜を集めている姿
を見たとき、「日本みつばち」の養蜂に長年携わってきた養蜂家はたいそう驚いたそう
です。一種類の花に群がる日本みつばちの姿はとても珍しいらしく、よほど「高嶺ルビ
ー」の蜜を気に入ったということかもしれません。「高嶺ルビーはちみつ」は、そんな日
本みつばちと「高嶺ルビー」の奇跡の出会いから生まれました。

